演劇専用小劇場 BLOCH

 文:小池瑠莉

 BLOCH基本情報

〒060-0033 札幌市中央区北3条東5丁目5 岩佐ビル1階
TEL 011-251-0036 / FAX 011-251-0016
札幌駅東側南口より徒歩15分 大通り駅25番出口より徒歩16分
座席数120席
公演中の舞台の様子公演中の舞台の様子公演中の舞台の様子
BLOCHの魅力
 
サッポロファクトリーのすぐ向かい側、札幌市中央区北3条東5丁目に、平成二十二年度札幌市景観資産に選ばれた「岩佐ビル」がある(写真①)。こちらのビルはちょっと変わっていて、中庭形になっている(写真②)。それが景観資産に選ばれた理由だとか。その1階にあるのが今回取り上げた「演劇専用小劇場BLOCH」だ。こちらの劇場の魅力は客席と舞台との近さによる臨場感。役者の額の汗までも見ることができる。また、音響、照明などの舞台装置がそろっているので役者側は「手ぶらで来て芝居を打つことができる。」これも大きな魅力だろう。
他にも、最初に書いたとおり、サッポロファクトリーの傍に位置しており、札幌駅や大通り駅にも近いので仕事帰りにふらっと立ち寄ることもできる場所だ。近くにはカフェやクラブ、cube garden(キューブガーデン)というイベントホールがあり、劇団四季による専用劇場、「北海道四季劇場」も2011年1月にオープン予定。「文化的にもこの辺一帯が盛り上がってきている。」と小屋つきの前田氏(写真③)も喜んでいる。
写真① 札幌市景観資産に選ばれた岩佐ビルの外観写真② 中庭形の岩佐ビル写真③ 小屋つきの前田氏
 
 
BLOCHの歴史
そんなBLOCHの歴史だが、もともとは1986年に下北沢にある本多劇場の社長が「札幌にも劇場を造ろう」と言ったのが始まりだそうだ。最初にできたのが札幌本多小劇場。東急ハンズの傍に開設した。その後「ルネッサンス・マリアテアトロ」と名前を変える。「マリアテアトロ」では学生時代のTEAM-NACSが公演に使用している。2000年3月に同劇場が閉鎖。マネージャーだった和田研一氏が2001年5月10日に現在の場所に演劇専用小劇場BLOCHを立ち上げる。なお、BLOCHも本多劇場と提携している。
また、BLOCHは来年2011年5月に10周年を迎える。10周年を祝い劇団謝恩祭のようなものを企画しているそうだ。他にも、最近のBLOCHでは、演劇団体をプロデュースしたり、初のオールナイトイベントとして普段演劇に携わっている人たちをDJとしてクラブイベントを行ったりなど精力的に新たな活動を行っている。6月19日には岩佐ビル内の他の店舗などと提携して「Rainbow フェス2010 ~in 岩佐ビル~
」を行うそうだ。これからのBLOCHの動きに注目したい。
 
  
BLOCH裏話
昭和25(1950)年に建てられた岩佐ビルは、もともとはラムネ工場だったそうです。
また、現在のBLOCHがある場所は、その前は写真スタジオ、またその前はギャラリーとして使われていたそうな・・・。形は違うけれど、いずれも文化的なことの使われていた場所だったのですね。