コンカリーニョ

 

基本情報

〒063-0841 札幌市西区八軒1条西1丁目 ザ・タワープレイス1F
TEL011-615-4859 FAX011-615-4866
HP http://www.concarino.or.jp
座席数170250
アクセス
JR琴似駅直結で雨の日も安心♪
地下鉄琴似駅より徒歩15
 
 
 
 
 
 
コンカリーニョの取材に訪れたところ、公演直前のお芝居の稽古の真っ最中!
その後ろをそろりそろりと通って事務所へ。小室さんからお話を聞かせていただきました。
 
コンカリーニョのいいところ
 コンカリーニョの大きな特徴のひとつに、舞台も客席も可動式である、ブラックボックスtypeの劇場である、という点があげられます。舞台も客席も、演出の好きな場所に配置できるこの劇場は、演出家の想像力次第で、様々な舞台を実現可能なのです。
 それゆえ使い方は難しく、演出の力が試されます。が、裏を返せばここで上演される作品にはハズレが少なく、観る側にとっては初心者向けの劇場だといえるでしょう。
 また、別の大きな特色は、地域に溶け込んだ劇場であるということです。コンカリーニョはその成り立ちから西区との連携事業も多く、なんと商店街のお祭とのコラボもあります。これも固定された客席や舞台の無い劇場だからこそ、出来ることと言えますね。
 
オススメのお店
 コンカリーニョのある琴似周辺は飲食店も充実! 舞台を見終えた後のお腹を満たし、演劇の感想を語り合う場所には困りません。本通には様々なお店があるのですが、コンカリーニョの方にオススメを聞いてみたところ「ふる里」というお店を教えてもらいました。
 魚介類の充実した居酒屋さんですが、お値段も手ごろでおいしいとのこと。コンカリーニョには道外から公演に来る方も多いので、そのような時に紹介する定番のお店だとか。そのほかにも本当にたくさんのお店があるので、迷ってしまいそうです。
 
沿革・経歴
 コンカリーニョの始まりは、石造りの倉庫でした。
 1998年、北大の演劇研究会がそこを稽古場として借りることになったのが、きっかけです。1995年に北大の演劇研究会の活動休止と同時に、倉庫を新たにフリースペースとして運営することに。その際付けられた名前が「コンカリーニョ」それから7年間小劇場フリースペースとして運営されます。しかし2001年、地区の再開発事業計画に伴い、倉庫の解体が決まりました。同じ場所でまた演劇をやりたいという声が上がり、NPO法人が立ち上がります。
その結果2006年生活支援型文化施設コンカリーニョがオープン、今に至るのです。
 
うらばなし
 コンカリーニョが様々な人の支援で成り立ったことは前述の通りですが、それはソフトの面だけではありません。実はコンカリーニョの備品にはほかの劇場などからもらったものがたくさんあるそうです。JRシアターが撤退する時にもらったものなどもあるそうで…。
 逆に、コンカリーニョが一度解体された時にも、色々なところに備品をあげたりしたそうです。持ちつ、持たれつですね。